
「6年間使うランドセル。どうせなら量産品でなく、手作りでていねいに作られた工房製がいい!」
そう考えたとき、池田屋のランドセルは1つの有力な選択肢になります。
シンプルでありながら独特の存在感を放つ池田屋ランドセル。
- 丈夫で耐久性が高い
- 大容量
- 軽量
- 引っかかりのないギボシベルト
- 背負い心地が良い
- 手厚い6年間保証
といった点が高い評価を得ています。
SNSや口コミでも好評ですが、
- 反射材がシール
- ストレートファスナー
といった気になるデメリットも。
そこで今回は、6つのメリットと2つのデメリットに焦点を当ててご紹介します。
知らずに購入して「失敗した……」と後悔する前に、しっかりチェックしていきましょう。
池田屋ランドセルのメリット
丈夫で耐久性が高い
池田屋のランドセルは、大マチ横の上部に変形防止板を搭載。
注目の耐荷重はというとなんと80kg。
変形防止板が本体への負荷を分散させるので、型くずれしにくい構造になっています。
また、人工皮革モデルを含めたすべてのランドセルで肩ベルトに牛革を使用し、引き裂き強度80kgにも耐える高強度となっています。
軽い
池田屋のランドセルは最軽量モデルで約810gを実現。
人工皮革モデルは約1100g、本革モデルでも約1300gと軽量です。
軽さの秘密は、
- 余計な装飾パーツや刺繍がない
- 徹底的に軽さと機能を追求した自社開発のオリジナル素材を使用している
- 極限まで軽量化した高強度のオリジナル樹脂パーツを使っている
これらの工夫で、持った瞬間にわかる驚きの軽さを実現しています。
大容量
工房系のランドセルは小さいのではないかと心配かもしれませんが、池田屋のランドセルは小マチが大きく広がる大容量設計。
大マチと広がる小マチを合わせた総マチ幅は最大で16.7cm。
サブバッグいらずで登下校もラクラクです。
引っかかりのないギボシベルト
池田屋のランドセルでは、一般的なピン付きバックルの肩ベルトではなく、独自のギボシベルトを採用しています。
長さ調整に先端が丸いギボシ型を使うことで安全性を確保。
また、小マチのベルトにもギボシを採用し、引っかかりのない設計になっています。
背負い心地が良い
池田屋のランドセルは上下左右に動く『池田屋背カン』を搭載。
体型に合わせて自然にベルトが立ち上がり、肩とベルトがスキマなくフィットする構造です。
また、使うほどにからだになじむ、やわらかい肩ベルトを採用。
肩に合わせてしなやかにフィットし、快適な背負い心地となります。
手厚い6年間保証
池田屋のランドセルは6年間完全無料修理の特典がついています。
6年間の保証ならよくある特典ですが、池田屋のすごいところは壊れた理由を問わずに対応してくれるところ。
部品交換、表面素材の交換、再縫製など、すべての修理に無料対応してくれます。
修理不能となった場合には本体ごと無料交換。
保証書は不要で、購入店舗以外でも修理対応が可能です。
もちろん修理中のレンタルランドセルも無料です。
池田屋ランドセルのデメリット(失敗・後悔ポイント)
反射材がシール
池田屋のランドセルには反射材が縫い込まれていません。
よく見かける反射素材は、こすれや汚れによって反射能力が低下してもすぐに交換することはできないため、池田屋はあえての非固定式。
必要なときに貼れるシール式で、つねにじゅうぶんな反射性能を発揮し、交換もかんたんに行えるようになっています。
前ポケットがストレートファスナー
池田屋のランドセルは前ポケットがストレートファスナー仕様です。
ラウンドファスナーではないことが残念だという意見がありますが、そもそも前ポケット自体あまり使うものではないかもしれません。
我が家では2年生の娘がいますが、前ポケットに入れているのはテレホンカードと替えのくつ下、予備のティッシュだけで、どれもひんぱんに出し入れするものではありません。
女の子は高学年になったときに生理用品を入れるからラウンドポケットがいいという意見がありますが、1日分必要な数が入るほど大容量ではないので、ストレートファスナーでも問題ないのではないかとわたしは思っています。
池田屋ランドセルの口コミ
6年間使ってもひび割れなし!
kufura編集部のエリーさんは、娘さんが池田屋のランドセルを6年間使用。
6年後のランドセルを写真付きで紹介しています。
- かぶせはほとんど手入れしていなくても、ひび割れやキズがなくキレイ
- フチ部分は四隅もほぼ無傷
- ステッチもほころびなし
- 金属面にキズはあるが、機能に問題なし
- 肩ベルトは若干の使用感があるが、まだまだ使えそう
- 背当て部分もひび割れなくキレイ
- 内側は黒ずんでいるが、ひび割れや型くずれはナシ
池田屋を選んだのは、6年間子どもがランドセルを使い続けるために何を優先すべきかを考えたところ、「軽さ」「じょうぶさ」「大容量」であることは譲れまいと結論付けたからでした。特にじょうぶさについては、その自信はいかほどに……?とちょっと疑っていたのですが(ごめんなさい)、7年後に見事に実証されました。想像以上にじょうぶでした。もちろん使い方次第で結果は違ってくるとは思いますが、我が家のランドセルに関しては、まだまだ何年も使い続けられそうです。子どもに聞いたところ、6年生の時点ではひび割れたり傷んだりしているランドセルも少なくないなか、お友達の池田屋ランドセルはみんなキレイなままだったとか。
とのことでした。
6年間使い切ったらこうなった!「池田屋ランドセル」の使用後をレポート【本日のお気に入り】
壊れたときの修理対応が神だった!
デコポンさんちのふわふわ日記のブロガーさんは、かぶせと本体とのつなぎ目に切れ目を発見。
破れがひどくなる前に池田屋に修理に出したそうです。
- 電話で問い合わせをして、すぐに貸出ランドセルが到着
- 壊れたランドセルを発送すると、ていねいな電話でどのように修理するかと、納期の説明を受ける
- 1か月後、修理を終えたランドセルが手元に戻る
といった流れだった模様。
修理に出すときも戻ってきてからも本当に気持ちの良い対応だったそうです。
入学を控えた弟さんにもすでに池田屋を購入しており、安心して春を迎えたとのことでした。
それでも気になる!ひび割れが起こるって本当!?
まず結論から言えば、ふつうに使用している限り、池田屋ランドセルが小学校の6年間でひび割れを起こすことはほとんどありません。
池田屋をはじめとする多くのランドセルメーカーでは、クラリーノやベルバイオ、コードレなどの人工皮革を採用しています。
人工皮革は軽くて丈夫でコストパフォーマンスが高い、ランドセルに最適な素材として長年採用されてきました。
ランドセル用人工皮革の代表格であるクラリーノの生産開始は1970年。
実に50年以上もの実績があります。
この50数年の間、たくさんのランドセルに使われてきたクラリーノ。
もし本当に「クラリーノは6年持たずにひび割れする」のならば、とっくにランドセル用クラリーノはなくなっているはず。
そう考えると人工皮革の耐久性に納得できるでしょう。
ひび割れの原因は「長期間の使用」にあり
人工皮革は、長期間使用すると加水分解という化学変化が起こり、表面が劣化してボロボロになる可能性があります。
しかし、これが顕著に現れるのは10年以上の長期使用後です。
つまり、小学校の6年間程度では加水分解が進行することはありえないことで、ひび割れが発生することはまずありません。
Yahoo!知恵袋でひび割れしたランドセルの写真が投稿されていますが、おそらく人工皮革のランドセルを10年以上使用したものです。
もし、池田屋ランドセルがひび割れしているとすれば、それはお下がりとしてさらに長期間使われたケースと考えられます。
Yahoo!知恵袋: 池田屋ランドセルを使用している人に聞きたいです。ランドセルのふた、ひび割れしませんか?
本革ランドセルはどうなの?
本革ランドセルは人工皮革以上の高い耐久性を誇ります。
本革はしっかり手入れされていれば何十年も使える素材。
通常の使用であればひび割れの心配はまずありません。
メルカリで6年間使われたランドセルをチェックしてみよう!
ひび割れが本当に起きないのか、それでもやっぱり気になる場合には、メルカリなどのフリマアプリをチェックするのがおすすめ。
6年間使用された池田屋ランドセルが多数出品されています。
実際に出品されているランドセルを見ても、ひび割れしているケースは見られません。
池田屋ランドセルの品質と安心感
池田屋ランドセルは、上質なランドセルとして高い評価を得ています。
高品質な素材を使用しているため、通常の使用ではひび割れの心配はありません。
また、池田屋ランドセルには6年間の保証がついているため、万が一のトラブルがあってもしっかり対応してもらえます。
池田屋創業75周年記念リミテッドシリーズ
池田屋防水ベルバイオスムースリミテッド カラーステッチ
カラー | 全3色展開 |
重量 | 約1,100g |
大マチ幅 | 12.2cm |
前ポケット | ストレートファスナー |
メイン素材 | 防水ベルバイオ |
税込価格 | 64,000円 |
池田屋防水牛革リミテッド カラーステッチ
カラー | 全3色展開 |
重量 | 約1,300g |
大マチ幅 | 12.2cm |
前ポケット | ストレートファスナー |
メイン素材 | 防水牛革 |
税込価格 | 74,000円 |
池田屋防水クラリーノリミテッド カラーコンビ
カラー | 全3色展開 |
重量 | 約1,100g |
大マチ幅 | 12.2cm |
前ポケット | ストレートファスナー |
メイン素材 | 防水クラリーノ |
税込価格 | 60,000円 |
まとめ
池田屋のランドセルは、その耐久性、軽量性、大容量設計など、多くのメリットがあります。
工房製というとその手作業の精密さばかりが強調されがちですが、機能性も兼ね備えているのが池田屋のすごいところ。
とはいえ、いくつかのデメリットが有るのも事実。
購入を検討する際には、これらのポイントをしっかりと確認し、後悔しない選択をしてください。
池田屋のランドセルの特徴を理解し、お子さまにとって最適なランドセルを見つける参考になれば幸いです。
75周年モデルに注目!