
高品質な手作りランドセルを作る工房として注目を集める萬勇鞄(まんゆうかばん)。
いわゆる工房系ランドセルというと無骨なデザインをイメージしがちですが、萬勇鞄はデザイン性が高いランドセルを多くラインナップしています。
その一方で、「萬勇鞄はひどい」といった口コミがインターネットにあることも確か。
本当にそんな評判が正しいのでしょうか。
今回は萬勇鞄のランドセルの魅力とデメリットをくわしく解説し、ウワサになっている「ひどい」という口コミの真相にも迫ります。
「失敗した!」と後悔しないために、しっかりチェックしていきましょう
萬勇鞄ランドセルのメリットはここ!
工房製でありながらモダンなデザイン
萬勇鞄のランドセルは、伝統的な職人の技を活かしつつ、現代的でスタイリッシュなデザインが特徴です。
シンプルなデザインが多く、好みを問わず選びやすいのもポイント。
また、刺繍やステッチが入ったモデルも、大人っぽくて派手すぎず、品のある仕上がりが魅力的です。
豊富なシリーズとカラーラインナップ
萬勇鞄では、18シリーズ、100種類を超えるカラーのランドセルが展開されています。
例えば、ゴールドやシルバーなどの華やかな色も選べるため、個性を大切にしたい子どもたちにピッタリ。
オーダーメイドランドセルもあるので、自分だけの特別なランドセルをデザインすることも可能です。
デザイン性が際立つ半かぶせランドセル
とくに注目すべきは、萬勇鞄がリリースする半かぶせのランドセル。
半かぶせというとほとんどがシンプルデザインですが、萬勇鞄の半かぶせは派手すぎない華やかさが秀逸です。
子どもにやさしい機能が満載
アコーディオン式小マチ
萬勇鞄のランドセルの小マチ(萬勇鞄では中マチと呼んでいます)はアコーディオン式。
荷物が多い日でも安心です。
立ち上がり式ウイング背カン
萬勇鞄のランドセルは、立ち上がり式のウイング背カンを採用。
肩ベルトが自然な位置にフィットし、成長に合わせた安定感を保ちます。
肩ベルト裏には厚めのクッションも搭載されており、S字カーブのシェイプと合わせて背負いやすさをサポートしてくれます。
自動ロック
萬勇鞄のランドセルは、自動ロックを採用。
開閉がスムーズで、低学年でも扱いやすい設計です。
リコーダーケースが付属
萬勇鞄のランドセルは、一部のモデルを除いたほとんどのモデルにリコーダーケースが標準装備されています。
ランドセルとの一体感を重視したデザインは高評価です。
リコーダーだけでなく、折りたたみ傘も入ります。
牛革も人工皮革も高級感がある
本革モデルだけでなく人工皮革モデルにもシボ加工を施しており、高級感のある仕上がりになっています。
萬勇鞄のランドセルのデメリット(後悔・失敗ポイント)
全本革製はハイブリッド構造
萬勇鞄の牛革採用モデルは、すべてハイブリッド構造。
かぶせと肩ベルトが牛革で、本体は人工皮革です。
そのため、牛革にこだわる方には物足りなさも。
しかし、本体に人工皮革を採用することでランドセルの軽量化を図っており、実際に使う子どもにとってはメリットとなっています。
リコーダーケースが固定式
萬勇鞄のランドセルに付属するリコーダーケースは固定式で、取り外して使用することはできません。
リコーダーの持ち帰りが少なかったり、折りたたみ傘を指定されていない小学校ではあまり使わずに終わるかもしれません。
リコーダーケースが付属しないモデルも複数展開されているので、ぜひそちらも検討してみてください。
売り切れが早い
萬勇鞄のランドセルは、人気モデルやカラーが早期に売り切れてしまうことがあります。
毎年在庫量は熟考していると思いますが、過去には夏に完売するモデルもあったため、気になるモデルは早めのチェックが必要です。
萬勇鞄はひどいという口コミの真相は?
萬勇鞄のランドセルについて調べていると、Google検索で『萬勇鞄 ひどい』という関連キーワードが表示されることがあります。
このキーワードが広がった背景には、10年前の2015年に投稿されたYahoo!知恵袋の1件の書き込みが影響している可能性があります。
その投稿では、サンプル品の仕上がりが悪かった点や納期についての不満が記されており、「ひどい」という思いにいたったようです。
しかし、それに対する回答で納得し、質問者は「心が晴れた思いだ」と締めくくられています。
それ以外には「ひどい」と評価される具体的な口コミは見当たりません。
もし多くのユーザーが「ひどい」と感じていた場合、ネット上でさらに多くの悪い口コミや炎上が起きていてもおかしくないでしょう。
実際、過去に他の工房で『牛革』として販売されたランドセルの一部に人工皮革が使われていたことが発覚した際には、大規模な炎上が発生しました。
これと比較すると、萬勇鞄の口コミは非常に限定的であることから、あまり心配する必要はないでしょう。
萬勇鞄2026年入学向けニューモデル
萬勇鞄シュシュ 人工皮革157シボ(157ダリア、157オールドローズ、157サックス、157リーフグリーン)
『シュシュ』157シボは、淡いくすみカラーがトレンドをとらえたモデル。
金具はエレガントなピンクゴールドで、上品ながら愛らしい印象となっています。
カラー | 157ダリア、157オールドローズ、157サックス、157リーフグリーン(全4色展開) |
重量 | 約1,250g |
大マチ幅 | 12.5cm |
前ポケット | ラウンドポケット |
メイン素材 | 人工皮革 |
税込価格 | 72,600円 |
萬勇鞄シュシュ 人工皮革109シボ(109キャメル、109アメジスト、109ルビー、109レッド)
『シュシュ』109シボは、上記シュシュと同じデザインで革が異なるタイプ。
ぱきっとした印象のカラーがそろっており、ピンクゴールドの金具が一層映えるモデルとなっています。
カラー | 109キャメル、109アメジスト、109ルビー、109レッド(全4色展開) |
重量 | 約1,250g |
大マチ幅 | 12.5cm |
前ポケット | ラウンドポケット |
メイン素材 | 人工皮革 |
税込価格 | 70,400円 |
萬勇鞄ゼスト 牛革ハイブリッド109シボ(ブラック × ブルー、ブラック、ブラック × レッド、ブラック × グリーン、ネイビー)
『ゼスト』牛革ハイブリッド109は、革本来の光沢と質感を活かしたモデル。
背当てはブラック、金具はブロンズ調で、重厚な印象となっています。
カラー | ブラック × ブルー、ブラック、ブラック × レッド、ブラック × グリーン、ネイビー |
重量 | 約1,300g |
大マチ幅 | 1.5cm |
前ポケット | ラウンドポケット |
メイン素材 | かぶせ・肩ベルト: 牛革、本体ほか: 人工皮革 |
税込価格 | 74,800円 |

萬勇鞄シック 人工皮革157シボ(157チャコールグレー、157スモーキーグレー、157モスグレイ、157グレイッシュブラウン、157ブラック、157ネイビー、157グリーン、157グレージュ)
『シック』人工皮革157シボは、飾りすぎず、本当に必要なものを形にしたモデル。
ジェンダーレスなくすみカラーにブロンズ調の金具がおしゃれ。
カラー | 157チャコールグレー、157スモーキーグレー、157モスグレイ、157グレイッシュブラウン、157ブラック、157ネイビー、157グリーン、157グレージュ(全8色展開) |
重量 | 約1,250g |
大マチ幅 | 12.5cm |
前ポケット | ラウンドポケット |
メイン素材 | 人工皮革 |
税込価格 | 69,300円(税込) |

まとめ
萬勇鞄のランドセルはすぐれた職人技が高く評価される一方で、いくつかのデメリットもあります。
失敗しない・後悔しないランドセル選びのためには、これらの点を頭に入れて検討することが大切です。
萬勇鞄のランドセルはモダンで洗練されたデザインや、子どもが使いやすい機能性など、魅力的な要素がたくさんあります。
この記事が、お子さんにピッタリのランドセルを見つけるお手伝いになれば幸いです。