
奈良県の鞄工房山本直営店・奈良本店でランドセルを購入した、ハルくんのお父さんからレポートが届きました。
ハルくんは牛革のレイブラック、黒 × ブラックを選んだそうです。(ボディ黒、ステッチ黒)
新一年生、入学が楽しみだね!
5月21日

鞄工房山本の工房近くにある本店に行ってきました。本店は奈良の飛鳥地方というのどかなエリアにありました。

畑のなかに広めの駐車場があり、車を停めると、木造平屋の店舗が見えています。店舗といっても展示場メインの印象です。土日祝日は予約が必要で、30分入れ替え制となっています。
ランドセルについての予備知識はほとんどなしで訪問しましたが(お母さんがそれなりに調べていました)、それでも大手スーパー店頭に並んでいるランドセルとは、何かが違うと感じました。
大手=工業製品
山本=手工業品
という風に見えました。どちらも良し悪しがあり、好みだと思います。とにかく完成された製品が好みであれば大手メーカーがいいかもしれませんし、どことなく工芸品っぽい雰囲気を求めるなら鞄工房山本がいいかもしれません。

うちは見た時点で、もうここで買おうということは決めました。
店員さんはそこそこたくさんいました。とくに高い方を推してきたり、オプションをごりごりすすめる感じもなく、いろいろ質問しやすい雰囲気でした。

一番気になった「スーパーで売っているランドセルと専門の鞄工房の製品で、何が違うのですか?」という点を尋ねてみました。
店員さんは「他社さんのことはわからないのですが……」といいながら、鞄工房山本では、1つ1つ手作りをしていること、また耐久性に気をつけており、内部の補強材にはかなりしっかりしたものを使っていることなどを説明してくれました。
正直耐久性に関しては、大手ランドセルメーカーでも同じ事をいいそうです。
やはり、ここの製品を選ぶかどうかは「1つ1つ手作りしている」という点を重視するかどうかになりそうです。

また、売れ筋を尋ねると「男の子の不動の人気ナンバーワンは黒に青ステッチのモデルです。ナンバーツーが隣の黒に黒ステッチのものです」とのことでした。

うちの息子は黒派だったはずなのに、当日なぜか「緑がいい」といいだし焦りました。理由を聞くと「きのうキュウリを食べたから、緑がいい」とのこと。不安です。

店員のお姉さんにも「こんな理由で緑にしても大丈夫ですかね?」と尋ねると「不安ですね!」との返答が。
「よその子はもっとしっかり考えますよね?」
という質問には、
「いいえ、みなさん同じような感じです!」
との返答でした。
おそらく、子どもの意見だけを聞いて決めると、将来「こんな色にしなければよかった」的なことになりそうな予感がします。

そこで、うちでは2番人気の黒に黒ステッチのモデルにしました。牛革と人工皮革で迷いましたが、やっぱり質感の微妙な違いが気になって牛革にしました。
ちなみに、牛革と人工皮革を持って比べてみても重さの違いはあんまりわかりません。見た目も重さも、それほど変わらないというのは意外でした。
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